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自分の殻

最近よく思い出す言葉があるんです。

「あなたは、ずっと自分の殻にこもっている。

誰かがそれを壊してあげないといけない」

若い頃に言われた言葉です。

 

長い年月が経って

この言葉は

半分は正解で

半分は間違っていたな、

と思います。

 

 

 

半分あっているというのは、

殻に閉じこもっていたということ。

言われた当時はそんな自覚がなくて驚きました。

 

今となっては

自分が傷つきたくないから

自分の殻に閉じこもっていた、ということが

とてもよく分かります。

 

 

 

半分間違っていたというのは、

殻は誰かが壊すものではない、ということ。

 

きっかけやヒントは誰かの力を借りることはあるかもしれません。

でも、

自分の殻を壊せるのは自分しかいない。

自分を変えられるのは自分しかいない。

そう思うんです。

 

 

 

 

あれから長い長い年月が経って。

私はその間に、生死をさまようくらいの出来事があって

そのおかげで殻を1つ壊すことができました。

ただ、殻を壊す作業も本当に辛かった。

今思い出しても、

生死をさまよった時間も

殻を壊すために費やした時間も

二度と味わいたくないぐらい

しんどかった。

 

だから、誰彼構わず

「殻を壊したほうがいいよ!」

なんては言えません。

 

 

 

 

ただ、

1つ殻を壊した今は、以前に比べてずっとずっと楽になりました。

もう殻の中には戻りたくありません。

 

まだまだ

壊したい殻は自分の中に抱えています。

いつかまた

その殻を壊せるよう努力していきます。