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声コンプレックス

実は、思春期の頃から

声がずっとコンプレックスでした。

低いし、こもるし、聞き取りにくい。

女性らしいかわいい声にうまれたかった、と

何度思ったことか。

 

 

マイクを通した自分の声も大嫌い。

カラオケも大嫌い。

自分が憧れるかわいい声の女性も、羨ましいを超えて聞きたくない!(笑)

と思うくらい、一時期は本当に嫌で仕方なかったんです。

 

 

 

就職して1~2年目の頃。

ある日、一緒に働いているパートさんに言われたんです。

「私、大声でがーっと言われるのが苦手なの。

 だから、あなたの声が安心するの。」

驚きと嬉しさでいっぱいになりました。

 

 

実は私自身も、そのパートさんと同じように

大声で怒鳴られたりすると委縮してしまうタイプ。

全身が震えて、呼吸が苦しくなるくらい苦手です。

 

 

そんな自分と同じような人にとって

私の低くて、こもる、聞き取りづらい声は

安心するんだと思ったら

自分の声への嫌悪感がだいぶ消えました。

(やっぱり、かわいい声への憧れはありますけどね。)

 

 

コンプレックスって

自分が勝手に思っているもので

外から見たら長所にもなるんだ、と

教えてもらったそのパートさんの言葉。

何十年も経った今でも、心に残っています。