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大切なのは本人が病気と向き合えること

この本、いまではかなり有名になりましたが、私が友人からプレゼントしてもらったときは、まだ流行り始めの頃でした。

友人が東京に仕事に行ったときに見つけたと言って買ってきてくれて…その気持ちだけで胸がいっぱいになりました。

 

 

うつ病に関わらず。糖尿病や高血圧など身体的な病気も含めてですが。

病気との向き合い方にはいろいろな考えがあると思います。

 

 

例えば糖尿病。教科書通りに言えば、糖尿病は「治る病気」ではなくて「上手に付き合っていく病気」です(今のところ)。

でも、「治らない」ことで悲観して治療を放置してしまう患者様がいらっしゃるのであれば、場合によっては「治る」という表現をしたほうがいいこともあるのかもしれません。

 

 

うつ病も、「病気ではない」「薬を飲んではいけない」と、言う人もいます。

それはそれで1つの考えだと思います。

ただ、私の場合は「病気だから薬をきちんと飲めばよくなる」と思ったほうが、きちんと病気と向き合えるし前向きでいられるため、そうしています。

これは、あくまでも私の病気との向き合い方です。

 

 

 

いろいろな考えがあって当たり前。

大事なのは、その病気と闘っている本人が病気と向き合えること。その治療を続けられること。

その方法にはその人その人にあったものがある。

 

だから、「こう考えるべき!」押し付けるものではないんだな、と

医療の現場を離れて、あらためて思うんです。

 

 

言い方を変えれば、本人が納得して自分で選んだ答えなら、

前向きに病気と向き合っていけるんじゃないか、

そう思うこの頃です。