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病気を受け入れるということ

 やらなければいけない仕事が山積みなのだけれど、朝のニュースを観ていて、どうしても書きたくなりました。

 

 マライアキャリーさんが双極性障害であることを公表されました。診断されたのが2001年と確か報道されていたような…。今、2018年。この間、どんな苦しい思いだったのだろう、と胸が痛くなりました。

 

 精神的な疾患、身体的な疾患問わず、自分が病気だということを受け入れるにはとても時間がかかります。みんながそうではないかもしれません。でも、受け入れられない患者様をたくさん見てきましたし、受け入れたくないから受診しないという声もたくさん聞きました。

 

 私自身、病気を受け入れるのにとても時間がかかりました。

 周囲は、体調が悪いなら休めばいいのにと思っていたことでしょう(実際、そう言われました)。

 でも、休んだら、みんなに病気がばれる、それも怖かった。

 仕事がしたかったから、自分は大丈夫と言い聞かせていた。

 でも、実際は体も心も悲鳴を上げていました。

 正直、辛かったです。

 家族や職場の友人には、たくさんたくさん迷惑をかけました。本当に申し訳なく思っています。

 でも、それより何より…自分の心身が辛かった。

 

 受け入れて、病気のことを話せるようになったのは、ここ数ヶ月のこと。

 マライアさんも言っていましたが、言えるようになるととても気持ちが楽になります。それは、自分の中でようやく病気を受け入れることができたからなのだと思います。

 私の場合は、受け入れられない期間が3年弱。マライアさんは17年間。本当に、心も体も辛かっただろうと思います。

 

 あなたが、病気じゃなくても覚えておいてほしいんです。

 周囲にそういう人がいたら、それは本人がとてもとても苦しくて辛い状況であることを。

 そして、もしあなたが病気と向き合わなければいけなくなったら、もしかしたら受け入れるまでに時間がかかるかもしれないことを。受け入れられない自分を責める必要はなく、ごく当たり前の感情であることを。