
もう何度も何度も読み返している私のバイブル。
喜多川泰先生の『「福」に憑かれた男』(サンマーク出版)。この小さな文庫本には、題名から想像もつかない大きな発見・感謝・しあわせ…たくさんのものが詰まっています。
表紙には、「がんばっている全国の本屋さんに捧げたい」とありますが、「がんばっている全国のみんなに届けたい」というのが私の気持ちです。
福の神って、宝くじを当てて億万長者にしてくれたり、何もかも順調にいくようにしてくれる神様だって思っていません?
私も、正直そう思っていました。
でも、この本を読んで、真逆だということを知り、考え方ががらっと変わりました。
要領が悪くてコツコツとやっている自分が、なんだか少し好きになりました。
うまくいかないときの主人公の気持ちも、痛いほどよくわかって、だからこそ、最後の結末にほっこりした涙が流れました。
本当のしあわせって、なんだろう?
どうして、自分は今こんなに何もかも上手くいかないんだろう?
頑張っているのに報われていない…。
そんなことを思っていたら、この本を読んでみてください。
真っ白な気持ちで読めば、すうっとやさしい風があなたの心に吹いてくると思います。