ちょっといい話 【県を超え、海を越えた、世界に1つだけのプレゼント】

~出逢い~

そのお客様との出逢いは、秋田県湯沢市のお祭りでなつき屋が出店していたときのことでした。

 

初めての秋田県での出店。

しかも一日のみ。そんな中でお客様としていらした可愛らしい女性。

人参のブローチを手にとり、しばらくしてから、こう私に言いました。

「このブローチのじゃがいもか、もしくは他に人参とじゃがいものグッズはありませんか?」

 じゃがいものグッズのご要望は、これまで全くなかったので、驚き、手元にはないことをお話ししつつ、気になって事情を伺いました。

 そのお客様は、海外にいるお友達へのクリスマスプレゼントとして、人参とじゃがいものグッズを探しているとのこと。

 

 お野菜に親しんでほしくて、ハンドメイドグッズの販売をしている者として、こんなに嬉しくて心が躍る話はない!と、思い、なんとかできないか?と必死でグルグルと頭を回転させました。

 じゃがいもの布地なんて今まで見たことがないけれど…ブローチならきっと作家さんに頼めば作ってもらえる!そう思い、お返事を保留に後日連絡することにしました。

~ブローチの完成とバッグのご提案~

後日、ブローチを作っている作家さんにお願いしたところ、快諾いただき、写真のような「男爵」と「メークイン」の2種のじゃがいもブローチが、あっという間に出来上がりました。

 

お客様へメールでお知らせすると、とても喜ばれ(ちなみにお客様はメークインを選ばれました(笑))、人参のブローチと合わせて、和紙箱に入れてお送りすることにしました。

 

 さらに。ふと閃いた、布バッグを手描きで書いてくださる作家さんのことをお話しし、じゃがいもと人参を布バッグに描いてもらうこともできるかもしれない、とお伝えしました。

 私としては、なつき屋を通して、お野菜のグッズが海外へ飛び出す!しかも世界に1つだけのオリジナルグッズという、夢のある話がもうワクワクして仕方なかったのです!

 

 

 お客様から「せっかくなのでお願いします」とお返事をいただき、作家さんも快諾。今度は「世界に1つだけのバッグ」の製作が始まりました。

~こだわりバッグの完成~

数週間後…。

 

作家さんからメールが入りました。

「色合いを変えて、2つバッグを作ってみました」

という文章と共に、添付されてきたバッグの写真を見て、思わず叫んでしまいました!

 

写真のように、じゃがいもと人参がなんともいい色合いで描かれていて!

しかも、人参の葉っぱが取っ手に繋がっている!!

裏面にもじゃがいもと人参が縦に整列している絵が描かれている!

ストライプの裏地も、表からほんのちょっとだけ見えてバッグを持つ人の心をくすぐる作り!

 

作家さんのこだわりと作品への愛、お客様への細やかな心遣いがそこにはぎゅっと詰まっていたんです!私が感動してしまいました!!

 


~国境を越えた野菜グッズ~

 お客様へ2つのバッグの写真を添えてメールしたところ、大変感激いただきました。

「 どちらもほんっとうに、ほんっとうに可愛くて、あげる私が嬉しくなってしまいました。2つ作っていただいて、その中から選べるなんて本当に有難いです!作家様にも、どうぞよろしくお伝え下さい。素敵な作品ありがとうございます!」

 

 その後、ブローチとバッグをお客様へお送りし、無事にお客様の手元から、海外のお友達にプレゼントが届いたそうです。

 ちなみにお客様のお話によると、じゃがいもと人参のバッグをお友達が大変気に入ってくださり、

そのバッグを使って野菜を買いに行きたいけれど、まだ使いたくない!」

と言っているそうです(笑)

 

 じゃがいもと人参のブローチを付けた、世界に1つだけのバッグが遠い街で大切にされている。そう思うと、しあわせでいっぱいです。

 お客様との出逢いに、ご協力いただいた作家さんに、心から感謝しております。

※布バッグをご協力いただいた作家さんに紹介はこちら→あんこ舎様

※野菜のブローチの詳細はこちら→野菜・果物ブローチ